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病気など
園児のかかりやすい病気の症状、潜伏期間、感染経路、登園基準についてお知らせします。症状がみられた場合は医師の診察を受けてください。
参考図書:
株式会社学研研究社発行 「ほけんだより12か月」より
ひかりのくに(株)発行 「健康・病気のおたより文例」より

子どもの睡眠 感染経路と予防法 冬のスキンケア インフルエンザ プール熱(咽頭結膜炎) 手足口病 水ぼうそう(水痘) りんご病(伝染性紅斑) ヘルパンギーナ とびひ 流行性角結膜炎 水いぼ 食中毒 窒息事故・誤飲を防ごう! 熱中症 暑い夏を元気に乗り切るポイント ちゃんと食べよう朝ごはん


子どもの睡眠
子どもの睡眠
眠りに導くポイント
感染経路と予防法
感染経路と予防法
冬のスキンケア
冬のスキンケア
インフルエンザ
[主な症状]
突然の高熱や強い頭痛、全身の倦怠感、筋肉の痛み、食欲不振、せき、くしゃみ、鼻水、嘔吐、下痢、腹痛などです。2〜3日で熱は下がっても、全身症状は一週間以上続く。重い合併症もあるので、注意が必要です。
●潜伏期間:1〜2日
●感染経路:飛沫感染。咳、くしゃみ、ウィルスで汚染されている手指からも感染します。
●登園基準:解熱した後、2日経過するまで出席停止です。症状により、伝染の恐れがないと医者で認められれば登園できます。
●備考:インフルエンザウイルスが好きなものは「乾燥」です。適度な湿度(60%くらい)を保ち、適期的に部屋の換気をしましょう。(加湿器、水の入ったコップや濡れタオルを置く、霧吹きをかけるなど)
[もしかかってしまったら]
○出来るだけ早く医師の診断を受けましょう。(早くに薬を服用することで症状の悪化が抑えられるとのこと)
○高熱により脱水症状になりやすいので、水分の補給をしましょう。嘔吐を伴い飲みにくい場合は、15〜20分おきに少しずつ飲ませてあげましょう。
○体を冷やさないように、室温は20〜22度にしましょう。
○乾燥は呼吸器を痛めるため、湿度を60%位にしましょう。
○睡眠を取り、安静にしましょう。
○消化のよいものをとりましょう。
プール熱(咽頭結膜炎)
[主な症状]
39℃以上の発熱とのどの痛みがあり、目のかゆみ、痛み、充血、涙など、結膜炎のような症状がでるのが特徴。
●潜伏期間:5〜6日
●感染経路:アデノウイルスによる飛沫感染です。目やにや便から感染することもあります。プールの水を介して感染することがあるので、「プール熱」と呼ばれています。
●登園基準:感染したら、症状がなくなってから2日経過するまでは登園停止。
●備考:タオル、洗面器、食器などを家族と共用せず、大人の家族も手洗いをこまめにしましょう。手や指をひんぱんに石けんや流水で洗いましょう。スイミングクラブなどでプールから上がったらよく目や手を洗い、よくうがいをしましょう。シャワーではプールの水をよく流しましょう。
[もしかかってしまったら]
○高熱は何日も続きますが、熱さましを使いすぎないようにして下さい。体温を下げすぎてしまう恐れがあるからです。暑がっているようなら、涼しくしてあげて下さい。
○食事や水分に対しては、激しいのどの痛みのため、食欲がなくなります。少しずつでも何か口にできれば与えてください。水分は十分に与えて下さい。あっさりしたものがいいでしょう。
○入浴は具合が悪そうでなければ、汗を流す程度なら問題ありません。
プール熱
手足口病
[主な症状]
夏かぜのひとつで、めったに合併症もなく、比較的軽い症状の病気です。初期は、指、手のひら、足の裏、唇やほおの内側、舌などに白い水疱状の発疹が出ます。熱はあまり高くなることはありません。しだいに水疱の発疹がおしりやひざに出ることもあります。水疱が破れ潰瘍となり、2〜3日で炎症は治まります。水疱は茶色くなり、発病から1週間ほどで消えます。園では、うがい・手洗いをして予防につとめます。
●潜伏期間:3〜6日
●感染経路:飛沫感染です。排せつされた便から感染することもあります。
●登園基準:医師の判断によります。糞便のみからウイルスが排せつされている場合は、一般的な予防方法を行なえば、登園は可能です。
●備考:手足口病は、原因となるウイルスが一種類ではないため、一度かかっても免疫はつきません。
手足口病
水ぼうそう(水痘)
[主な症状]
微熱が出ると同時に全身に発疹ができます。赤い斑点で中央に水ぶくれができ、かゆみも出てきます。発疹は2〜3日でピークとなり、その後乾いて黒いかさぶたになります。平均して一週間くらいでよくなります。
●潜伏期間:2〜3週間
●感染経路:飛沫感染ですが、膿・水疱中にはウイルスがいるため、接触感染もします。
●登園基準:発疹がすべて消え、かさぶたになるまで出席停止です。
●備考:水ぼうそうなどのウイルス感染症も、季節にかかわらず年中見られるようになりました。水ぼうそうは、すべての発疹がかさぶたになるまでうつる可能性があります。かかないように注意し、できるだけ清潔を心がけましょう。
[もしかかってしまったら]
○かきむしって化膿することもあるので、爪は短くしておきましょう。小さい子どもなら手袋をするのもいいと思います。
○口の中にも発疹ができるため、食事は刺激が少なく消化のよいものをとるようにしてあげましょう。水ぼうそうが治っても、1ヶ月ほどはほかの病気にかかりやすいので、気をつけましょう。
りんご病(伝染性紅斑)
[主な症状]
両方のほおや腕に赤い斑点ができ、ほおはりんごのように丸く赤くなります。発疹がおしりや太もものあたりにもできます。斑点は丸い形をしており、縁がやや盛り上がっています。発疹部分はレース状や網状のように見えます。発疹はほてり、痛み、かゆみがあることがあります。1〜2週間で消えていき、ほおも普通の色に戻ります。園では、熱がなくても両方のほおが上記のように赤くなっていれば、医師の診断を受けるよう保護者に伝えます。
●潜伏期間:1〜2週間
●感染経路:主として飛沫感染です。
●登園基準:医師の判断によります。
●備考:りんご病(伝染性紅斑)とは、ほおがりんごのように赤くなるためにそう呼ばれています。この病気は冬から春にかけて流行することが多いので、その季節は特に気をつけましょう。また、妊婦がりんご病に感染すると、赤ちゃんの命にかかわってきます。妊娠初期の妊婦は、りんご病の子どもに近づかないようにしましょう。
ヘルパンギーナ
[主な症状]
高熱、のどの痛みが特徴。のどに水ほうや潰瘍(かいよう)ができて痛みがひどく、乳児の場合はミルクが飲めなくなるほどに。
●感染経路:コクサッキーウイルスA群などに飛沫感染。
●備考:のどの痛みは、熱が下がってからも続くことがある。熱やのどの痛みがあるうちは、安静に過ごすように。
ヘルパンギーナ
とびひ
[主な症状]
皮膚に水ぶくれができ、破けて赤くむけたような状態になる。発熱することも。
●感染経路:虫刺されや湿しんをかきむしったあとに黄色ブドウ球菌が感染して起こる。症状がどんどん広がっていくことからこの名称で呼ばれる。皮膚が弱いとかかりやすい。
●備考:主な治療法は抗生物質の使用だが、衣服を清潔に保つこともたいせつ。患部をガーゼなどで覆って登園するように。また、患部がじくじくしてるときは症状が悪化しやすいので、プールは避ける。シャワーを浴びる程度ならOK。
流行性角結膜炎
[主な症状]
まぶたのはれや異物感、痛み、充血。目やにで目が開けられなくなったり、発熱や下痢を伴うことも。
●感染経路:目とまぶたの裏側を覆っている結膜にアデノウイルスが感染して起きる炎症。ウイルス性の結膜炎の中でもっとも感染力が強く、プールの水だけでなく、タオルの共有や手指の接触によっても感染する。最近は季節に関係なく発症する傾向がある。
●備考:完治まで2〜3週間かかり、発病から2週間は登園停止。感染予防のため、こまめに手を洗い、タオルの共有は避ける。
水いぼ
[主な症状]
栗粒大のいぼが胸や腹、わきの下などにできて広がる。
●感染経路:ボックスウイルス群が原因。タオルやビート板の共有、体の接触などで感染する。
●備考:完治まで半年から一年半程度かかる。自覚症状がなければ治療は不要。肌のバリア機能が低下しているときや、かゆくてかきこわしてしまうようなら、医師と相談のうえ、いぼを取ったり、薬による治療を行うことも。
水いぼ
食中毒対策
○よく手を洗いましょう。
○食品は新鮮なものを必要な分だけ求めましょう。
○食材は、流水でよく洗いましょう。特に、魚介類は腸炎ビブリオに汚染されている可能性が高いので真水でよく洗いましょう。
○食品は十分に加熱しましょう。(中心部が85℃以上で1分間以上)
○暖かい料理は、温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちにできるだけ早く食べましょう。
○調理器具は清潔にしましょう。(まな板など)
食中毒
窒息事故・誤飲を防ごう!
乳幼児は臼歯がなく食べ物を噛んですりつぶすことができない上に、気管の発達が未熟なため詰まりやすいです。また、子どもは活動的で、口の中に何かある状態でも走ったり、遊んだり、笑ったり、泣いたりします。そのときの口の中のものが、ある程度の大きさで、弾力のある硬めのものであると詰まる危険があります。
[窒息事故の原因となった食べ物]
こんにゃく入りゼリー、ナッツ類、もち、皮ごとのぶどう、あめなどです。
[食べ物による窒息事故を防ぐために]
1)食べ物は食べやすい大きさにして、よく噛んで食べる。
2)食事の際は、大人がそばにいて注意して見ている。
3)歩きながら、遊びながらものを食べさせない。
[誤飲事故]
乳幼児は手にしたものを何でも口にしてしまいます。置き場所に注意しましょう。
[誤飲事故につながる危険なもの]
たばこ本体や吸殻、たばこ成分が溶け出した液、洗剤、化粧品、針、画鋲、電池、硬貨
[吐かせていいもの]
たばこ、化粧水、食器用洗剤など。たばこは指でかき出すか、そのまま吐かせる。
[吐かせてはいけないもの]
灯油やマニュキュアなどの揮発性のもの、トイレ用洗剤や漂白剤などの強酸・強アルカリ製品、画鋲や釘などのとがったもの。
[気管異物のときの応急手当て〜吐かせかた〜]
乳児・幼児:呼吸困難もみられるときは逆さまにして、背中の上のほう(肩甲骨の間)を平手で強めにたたく。
吐かせかた

幼児:後ろから抱きかかえ、みぞおちのあたりを圧迫する。吐かせかた
熱中症に注意
夏の暑い日ざしや、高温多湿の気候は、子どもの体に大きな負担がかかります。中でも心配なのが熱中症。周囲の大人が正しい知識を身につけて、暑い夏も安全に過ごせるようにしていきましょう。
[熱中症にならないために]
○外に出るときはかならず帽子をかぶりましょう。
○高温の室内や車の中での熱中症が急増しています。絶対子どもを一人にしないで下さい。
暑い夏を元気に乗り切るポイント
○早寝で睡眠時間をたっぷり
大人のライフスタイルに子どもを巻き込まず、子どもの健全な成長・発達のために、早寝を心がけ疲れをためないようにしましょう。

○1日3食しっかりと!
一日のエネルギー源である朝食はしっかりと食べさせましょう。暑いと体のエネルギーをつくるビタミンB1が不足して夏バテになるのでビタミンB1を積極的にとりましょう。(豚肉、レバー、うなぎなどに含まれています。)
暑い夏を元気に乗り切るポイント

○水分補給は充分に!
水分は飲物以外で夏の旬の野菜や果物から摂ることができます。食事やおやつに積極的に取り入れましょう。飲み物はお茶が適しています。ポカリスエット等のスポーツ飲料には思ったより多くの糖分が含まれています。
暑い夏を元気に乗り切るポイント

○クーラーに頼り過ぎない!
なるべく冷房に頼らず、身体の気温の変化を感じましょう。冷房を使用する時、外気温との差は5℃以内にしておきましょう。
暑い夏を元気に乗り切るポイント
ちゃんと食べよう朝ごはん
ちゃんと食べよう朝ごはん