2008年11月

20081128慈愛の心を親から子へ

 私が若い頃に味わった忘れられない母の心との出会いについて書いてみたいと思います。
 私が教員としての初任校は八尾から何里も山奥の白木峰のふもとの小さな分校でした。その辺りの学校の先生たちは、県内の各地から赴任していたので、ほとんどが教育宿舎に一週間泊まり込みでした。土曜日に自宅に帰っても、日曜日中には宿舎へ帰らないと月曜日の授業に間に合わない。ちょうどあの三八豪雪の時だったし、家から全部歩くのです。
 山道にさしかかると郵便屋さんの大幅の足跡が一つあるだけのあら道同然の道を進むことになった。一人で来たことを後悔しながらも、進むしかない。食料を詰め込んだリュックは肩にくい込むし、あたりは暗くなってくるし、体調も悪く咳もまくれてくる。一足一足長ぐつはとられるし、はずかしい話ですが、涙まで出てきた。限界を感じた私は、自分の学校まで行き着けないと判断し、一つ手前の学校の宿舎へころがり込んだ。靴の中はぐじゃぐじゃ。どうにかぬいだら、白いはずのソックスが真っ赤。
 驚いてみると、小さな種子のようなものがある。靴を逆さにふってみると、落ちてきたのが、なんば。赤い唐辛子だった。唐辛子がつぶれてソックスを真っ赤に染めていたのだ。家を出る前に、母がそっと長ぐつの中に入れてくれたのだった。しもやけのできる私を気づかって足もとが温まるようにという母の思いやりだったのです。
 昔から唐辛子は温まるといっていろんな使い方をしたものです。雪の山道を泣きながら、這うようにしてやっとたどり着いたときの赤唐辛子は、まさに母の愛そのものでした。この時のことは、決して忘れることができません。
 保護者の皆様も、きっとご両親の慈愛に満ちたたくさんの思い出をお待ちのことでしょう。ご両親から受けたその慈愛の心を 子からまたその子へとリレーできたらと思うのです。わが子ばかりでなく、周囲の人たちにも。愛を受けて育った子は、また人を愛するといいます。
 よくお寺のお説教で阿弥陀さまの心を親の心にたとえられます。親は、わが子が一番ですが、阿弥陀さまは一人一人すべての人の親さまであり、大いなる心で園児一人一人を包み込んで下さると私は信じています。

20081125子どもの手作り絵本に寄せて

「母と子の名作」づくりを楽しみませんか。

 楽しい子どもたちの絵本を見せてもらいました。
今回は、文字のない絵本ですが、子どもたちは1ページ毎に自分の思いをいっぱい語ることでしょう。
その子どもの話を聞きながら、母と子でお話を作り上げてもらえたら、どんなに楽しい本になることでしょう。
仕上がった絵本は、世界に一つだけの絵本となり、母と子の一生の宝物となりましょう。
 さて、子どものお話作りには、1・2歳頃のままごとやごっこ遊びに始まり年長組頃には、一応形がついてくるようです。こういう発達を考えると本の読み聞かせや、ゆっくりとした語らいの場が必要です。家庭でも1対1でお子さんの表情や息づかいまでも観察しながら、本読みをしたりごっこ遊びの相手をしてあげて欲しい。そういう中で皆様は、いつの間にやら親としての願いを吹き込んでおられるはずです。
元気、平等、ユーモア・・・・。
 本読みの中においても、ごっこ遊びの中で交わすことばの端々にも、わが子への親の願いが強調されているはずです。
こうして、一人一人が親の願いに包まれて成長すると思うと、責任重大です。
 「忙しい 忙しい」と走り回るばかりで親失格の私でしたが、その子が今もう親になっています。失格の親の私をつつんでくださった「おかげさま」という周囲の人や仏様の存在を今、しみじみと感じています。
皆様、完璧にはできないけれども、努力したいものです。
 毎年、大島絵本館で手作り絵本コンクールをやっています。この子たちの中から、いつか応募する子や絵本作家の誕生もあるかもしれない。
ただ、この子たちが親になったとき、親にしてもらったことを、今度はわが子にしてやろうとすることは確かです。
名作の発刊(?)おめでとう!! 

20081110農業まつりに年長児が参加!

11月9日(日)年長児14名が、丸果青果市場で行われた、高岡農業まつりに参加し、「天までとどけわらしうた」の踊りを披露しました。この日は、朝からとても寒い日でしたが、子どもたちは、寒さに負けず、元気いっぱい「ヤ~!」とかけ声をだしながら、踊っていました。
nou01.jpgのサムネール画像
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